6年生のお別れ会終了 保護者の皆さん、ありがとうございました。

今年も18人もの6年生が最後までサッカーを楽しみ、小学校を卒業していくことになりました。

かつて、サッカーを見守る親たちといえば、自分の子を鍛え上げる強いチームを作ることに熱心で、子どもたちを怒鳴ったり、けなしたり大変な騒ぎだったのを思い出す。
今年の6年生の保護者の皆さんは、熱くならず適度にサポートして子どもたちの成長を本当によく見守ってくれたと感心します。親として20点近い差で負ける試合を見せられたことも少なくなかったのに、「最近はふつうに試合をできるようになった」と感慨深く子どもたちを見てくれた。子どもを見守る姿勢は、200点をあげてもいいくらいと思った私です。気がつくと子どもたちは、自分たちでサッカーを楽しむことを覚え、誰の指示もなく自分たちで練習を組み立てるまでに成長していた。正直驚きだった。

今年の6年生のバラバラ感は凄まじく、練習熱心な子はあまりいないし、試合にだって参加しない子どもたちが多かった。18人もいるのに練習試合すらきちんと集まらなかったという。でも最後には自分の生活を第一に考える子どもたちで、塾やほかのスポーツ大会への参加等で試合にはいつもギリギリのメンバーだったが、立派に試合をして、いつのまにかいい仲間づくりができてきていた。お互い、個人を尊重しながら理解しあった仲間として、心かよわせていた。今年1月の小学生サッカー大会では、口の悪い私の言葉にもしっかり反論しながら、自分たちの主張ができるようになり、考えて試合をするまでに、しっかり成長したことを実感しました。
昨年のように、劇的なパワーUPはなかったけれど、精神的な成長は負けず劣らず、きっと中学につながる力になったのではないかと思う。お別れ会でもひとりづつ、自分を語ることができ、みんな自分の未来をしっかり見つめているのが本当にうれしかった。それぞれいろいろなところで自分の居場所をみつけ、がんばっていくことと思います。

20年前、ほとんどの親たちが勝つことが第一。強くするのがあたりまえ。そのためには子どもたちの精神を鍛える意味でも厳しくすべき。まずは上を敬う礼儀から! そんな価値観に多くの人が疑問を持つようになってきている。相撲もレスリングもバスケットでもパワハラをなくそうという流れがはじまっている。スポーツを文化としてとらえ、指導者絶対の考え方はずいぶんと批判を受けるようにもなった。プレイヤーズファーストでなければ、成長しません。ロボットとしてサッカーをしているのなら、楽しくもなんともない。サッカーを楽しむことを自然に身につけた今年の6年生たち。100点満点だと、保護者の皆さんも指導者の皆さんも自慢していいと私は思います。