結果にこだわらない理由

2002年にスタートしたJホグワーツ。子どもたちがのびのびとサッカーができるようにと、子どもたち主体にクラブをつくろうと市原市から千葉市へとおゆみ野の6年生5人での結成でした。

この年、公式戦で1勝を目標にスタートしたこのチーム。なんと練習場所もない私たちは日曜の朝7時~9時という時間だけしかグランドが使えない。他のクラブが練習をはじめるときには、練習が終わっているという不思議なクラブでした。それでも私が学童保育の仕事をはじめたH小の子どもたちも加わって、あっという間に11人揃い、夏休みが終わるころには、少しづつ実力もつきはじめていました。
 この年初出場した千葉市6年生大会では、今では強豪の美浜区のクラブに1勝してしまった。その後も、運を味方にこの年緑区6年生大会でなんと準優勝。大木戸SCが6年生大会で優勝していたので、準優勝のJホグワーツも千葉市主催のチャンピオンシップに出場権を得るというおまけまでついた。
 チャンピオンシップでも、千葉県ベスト4に入っていた柏イーグルス相手に僅差の0-2で善戦するなど、チームも波に乗っていた。そんな状態で迎えたお正月の小学生サッカー大会。相手はなんと同じ小学校でグランドを独占している児童数200を超える千葉市最大のクラブチームと対戦することになった。
 
 欲もあり、意地もあり、私は絶対勝ちたいと力が入り、相手の試合をビデオにまでとり研究し、子どもたちにも見せたりする始末。無理な要求、無理な指導をして0-11とみじめな敗北。何を勘違いしたのか、子どもたちの状態をしっかり見ることも忘れ、いい試合などできるはずもなかった。

 結果は子どもたちのもの。指導者は、子どもたちが最高の試合ができるように準備をし、最善の試合ができれば、結果なんてどうでもいいことだと痛感した。勝つか負けるかよりもずっとずっと大切なことがあると。たとえ0-20で負けたとしても子どもたちが全力でがんばって出た結果なら、しっかり評価すべきもの。

指導者として、きちんとしなければと考えはじめたのは、この試合での失敗からでした。JEFおとどけ隊の池上コーチに出会い、ゼロからサッカーについて学びはじめたのもこの年です。
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